泳がせ釣りと極靭
【1. 大物用遠投磯竿】
まず最初に泳がせ釣りを簡単に説明すると活きた魚を餌として泳がせ大物を狙う釣法のことを言う。
ネット検索等で泳がせ釣りの仕掛けを調べてみると泳がせ釣りで使う磯竿の号数の相場は3~4号となっている。
大抵ならそのタックルで魚とのやり取りが出来るだろう。しかし泳がせ釣りには予想もしていなかった大物が掛ることが多々起こりうる。
そのような事態に3~4号の磯竿には大物の引きに耐えられずのされて糸すれ等を起こし魚をバラしてしまうことも多い。
そんな事態にも焦ることなく対応できる代物がある。それが「極靭」だ
通常の遠投竿と一線を画し、7号の大物専用スペシャルモデル。長さは5mで遠投性能はもちろん、
しなやかな曲がりと強い粘りを併せ持つことで大物と対等にやり取りすることができる。
泳がせはもちろん遠投カゴ釣りや泳がせ釣り、ぶっこみ釣りまで幅広いシチュエーションで対応可能なショアで使用する竿の中でも最強の1本だ。
【2. 遠投が可能で粘り強いという評判の竿を使って】
泳がせ釣りをやってみた。まず極靭を手に取って頂ければその強さがわかるだろう。
エンドグリップから元竿にかけての太さが大物とのやり取りの際に安心感を与えてくれる。
また、強くありながらも穂先からしなやかな曲がり込みにより少しの力で竿を振り切ったとしても満足のいく飛距離を確保できる。
流れの速い場所など、潮に流されないよう重い錘を付けるが安心してキャストが出来るだろう。
【3. 泳がせ用のエサを確保】
泳がせ釣りには活き餌が不可欠だ。活き餌はアジやイワシ等を使う。
釣具屋で調達は出来るがこの日は、湾内にコノシロが入ってきていたので現地で調達。
引っ掛け釣りと言うその名の通り、針に魚を掛けるという単純な釣りだ。数十分で必要な量を調達出来た。
【4. 青物の引きにも】
餌を投入してから数時間が経過した時、ドラグの音が鳴り響いた。勢い良く糸が沖へと走って行く。
この走り方は青物だ。
十分に餌を飲み込ませるためにすぎにはアワせはいれない。少し魚を走らせた後、一気にアワせを入れたとたん7号の竿が綺麗に弧を描いた。
しなやかな曲がりと竿の粘り強さでじりじりと青物との距離を縮めていく。
【5. 引き上げもラクチン】
岸に近づく度、青物は必死の抵抗を見せるが竿の全体の粘り強さで水面へと引きずり上げられていく。
魚が水面に横たわった時点で勝負あり。80cm越えの鰤を釣り上げた。
たった数分間の出来事だった。
【6. ブリ GET!】
鰤を掛けてから魚に主導権を与えることのないスムーズなやり取りでランディングに成功。
極靭のすごさを実感できるひと時だった。
」この日は堤防での挑戦だったが、次は磯場からの釣行に挑戦してみたいものだ。